レース当日の予想は以下で配信いたします(更新時間は土曜日夜間から日曜日の昼間です)。
さあ、七夕賞です。
競馬ファンの夢を短冊にしたためて、願うは「当たれWIN5!(3連単でも可)」。
私は鹿児島の更に田舎の大隅半島の生まれです。幼少期は夜空いっぱいの天の川を見ることができました。今となっては貴重な経験でした。
ところでレースプログラムを見てみると阪神のレース、面白いですよ。
9R:タイランド、10R:フィリピン、12R:シンガポール。
こりゃ、11Rのプロキオンも国に関係してるのか?ってグーグルマップ調べてみました、、、、関係なかったです^^
そこでググってみました、、、なになに、、、、シリウス、ベテルギウスとともに、冬の夜空の大三角形、、、と書いてありました。これですっきりですね!
では恒例のWIN5レースを分析していきましょう。
レース出走馬と過去6年のレース傾向
各レースのコメントは金曜日、土曜日にかけて追加していきますので、お楽しみに!
WIN1 阪神10R(フィリピンT・3勝クラス)
0712_3.阪神_10_出馬表_ 0712_3.阪神_10_レース傾向
フィリピントロフィーは、昨年まで中京競馬場で行われており、レース条件も全く違います。ですので、傾向データは同じレース条件で集めました。(今年のフィリピントロフィーは定量戦ですが、傾向データにはハンデ戦も交じっていますので、ご注意下さい)。
阪神ダート1800mですが、逃げ・先行が有利なコースで、優勝馬は、当日、初角5番手以内、4角4番手以内の馬が大部分を占めています。最低でも中団より前の位置取りで走れる馬をチョイスしたいですね。
父系の血統は、サンデー系ならステイゴールド、オルフェーヴル、更にキングカメハメハ、Nearctic系も良さそうです。
母父系はサンデー系、ロベルト系、ミスプロ系が優勢です。
阪神ダート1800mは、3勝クラスでも開催数の多いレースになりますが、直近の灘ステークス、花のみちステークスを含め、今年は「父ディープ×母父キンカメ」「父ディープ×母父ロベルト系」「父ディープ×母父Deputy Minister系」と、父ディープインパクトが目を引きます。これは意外ですね。
今年のフィリピントロフィー出走馬では、父ディープインパクトなのは、ナンヨープルートーのみです。ちょっと寂しいですね^^
WIN2 福島10(天の川賞・2勝クラス)
0712_2.福島_10_レース傾向 0712_2.福島_10_出馬表_
福島ダート1700mで行われる天の川賞も、逃げ・先行有利です。過去5年間のデータを見ると、当日、初角は1~10番手ですが、4角になると、1~4番手に収まります。後方から行く馬も、早めにマクリ気味に上げていかないと、届かないようです。
父系の血統は色々ですが、サンデー系なら、ゴールドアリュール、ネオユニヴァース、カネヒキリ、他系統なら、キングカメハメハが良いようです。
母父系はミスプロ系とノーザンダンサー系(Danzig系、Sadler’s Wells系、ノーザンテースト系)が優勢です。
天の川賞は2勝クラスなので、勢いのある3歳にも注目ですね。前日オッズでは、3歳馬のダノンファストがオッズ1.4倍で断然の人気です。鞍上の横山典騎手は、「3番人気以内の馬に乗った時は好走率が高い」という心強いデータもあります!
また、天の川賞の過去5年間のデータを調べると、「福島競馬場は初めて♪」という馬が、優勝馬5頭中、4頭もいます。
福島競馬場の経験が無くても、小倉や函館等、小回りの競馬場で好走している馬を優先的にチョイスしていきたい所ですが、若い3歳、4歳は、地方競馬場の経験が無くても、実力で押し切っている場合も多いです。
WIN3 函館11R(デルマーサラブレッドクラブ賞マリーンS・ハンデ・オープン)
0712_1.函館_11_出馬表_ 0712_1.函館_11_レース傾向
今年もやって参りました、マリーンステークス。このレースは、前走大沼組が大挙して押し寄せ、勝利をかっさらっていくレースです。(過去6年中4勝が前走大沼組)
大沼ステークスは、マリーンステークスと同じ条件、ダート・オープンクラス1700mで行われます。別定かハンデかの違いはありますが。函館競馬は滞在型が主流なので、皆、中1週で出てくるんでしょうね。
今年のマリーンステークスも、前走大沼組が14頭中9頭。多いですね…。大沼組 VS 非大沼組といった所ですが、今年の非大沼組は、G3で2着のある実力馬を筆頭に面白そうなメンバーが揃っています。ただ、どの馬も、洋芝が初めてだったり、札幌競馬場で走ったことがあるが、結果が良くなかったりで、洋芝適性がイマイチです。
となれば、やはりここは前走大沼組で、函館の鬼、リアンヴェリテでしょうか。
リアンヴェリテは、昨年の大沼ステークス、マリーンステークスと2連勝しています。昨年のマリーンステークスは、斤量が1kg増で57kg。今年は0.5kg減で57.5kg。前走よりは減っていますが、昨年のマリーンステークスよりは増えています。
因みに、過去6年中、トップハンデの馬が勝利したのは3回です。半分はトップハンデの馬が勝っているので、斤量は気にしなくて良さそうです。
尚、マリーンステークスは、重い斤量の馬が勝っており、54kg、53kgの馬は2着まで!という感じです。
6月28日に行われた大沼ステークスは、不良馬場でした。今週もぐずついた天気が続いていましたが、土曜日の馬場状態は良。夜はまた雨予報で、どこまで馬場が悪化するかは不明です。(最近、天気予報に振り回されている気がする…)
大沼組か?はたまた非大沼組か?当日の馬場状態をしっかり見極めたいですね!
WIN4 阪神11R(プロキオンS・G3)
0712_3.阪神_11_レース傾向 0712_3.阪神_11_出馬表_
プロキオンステークスは、昨年まで中京競馬場で行われていました。先週のCBC賞も中京開催から阪神開催となり、大波乱の結果でしたが、今年は本当に予想屋泣かせですね…。傾向データは、昨年までの中京開催のデータとなりますので、参考程度に留めておいて下さい。
では、プロキオンステークスが行われるダート1400mの一般論になりますが、芝スタートなので、芝を長く走れる外枠の方が良いようです。
父系の血統は、稍重以上だと、ミスプロ系、ボールドルーラー系がお勧めで、サンデー系、ノーザンダンサー系は2、3着が多いようです。
母父系も稍重以上だと、ミスプロ系が好走しています。
次に、別定戦のプロキオンステークスですが、斤量に関しては、過去の中京開催を参考にすると、過去6年、56kgが4勝、57kgが1勝、59kgが1勝しています。
過去6年中、1勝している斤量59kgは、プロキオンステークスを2連覇したベストウォーリアです。今回59kgを背負うのはサンライズノヴァのみで、ベストウォーリアと似ている点も多いのですが、サンライズノヴァは、左回り、特に東京競馬場で好走している点が気になります。
前日オッズ1位のレッドルゼルと2位サクセスエナジーの力関係ですが、4月4日に阪神で行われたコーラルS(ダート1400m)では、1着レッドルゼル、2着サクセスエナジーでした。ただ、ハンデ戦だったので、斤量はレッドルゼルが55kg、サクセスエナジーが57.5kg。その斤量差は2.5kgありました。
今回のプロキオンステークスは、その斤量差が1kgに縮まります。そして両馬とも、重馬場もこなせます。減った斤量差を武器に、サクセスエナジーがレッドルゼルを逆転できるのか注目です!
WIN5 福島11R(七夕賞・ハンデ・G3)
0712_2.福島_11_レース傾向 0712_2.福島_11_出馬表_
七夕賞は、血統が特徴的ですね。
父系は、過去6年中5回、サンデー系が優勝しています。(あと1回はロベルト系)尚、父キングカメハメハは、過去6年、一度も馬券になっておらず、大不振です。
母父系は、ノーザンダンサー系が全般優勢です。Grey Sovereign、Bold Rulerなど、ナスルーラ系も相性が良いです。
七夕賞は、芝2000mで行われますが、位置取りは後ろ過ぎると届いていません。当日、初角5番手以内は、6頭中2頭ですが、4角は4番手以内が6頭中5頭です。
どの馬も、4角の位置取りは前目で、且つ、上がり3Fは2・3位の末脚を使えています。とは言っても、上がり3F32、33秒台のキレキレの末脚ではなく、良馬場で36秒台の末脚で十分です。
クレッシェンドラヴは、今回の七夕賞と同条件の福島記念(G3)を昨年、勝利しており、福島は得意中の得意です。ただ、重賞での好走が、いずれも斤量55kgの時というのが気になりますね。今回の斤量は57kgです。
いつもコンビを組んでいる内田騎手は、先週、急遽の代打で、ラジオNIKKEI賞を勝利しました。その勢いに乗って、今週も頑張って欲しいですね!
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