レース傾向 8月23日 札幌記念G2 北九州記念G3

レース当日の予想は以下で配信いたします(更新時間は土曜日夜間から日曜日の昼間です)。

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こんにちは、鹿児島弁で「がんばる・兄さん」ことハメッケ・アイアンです。

ただいま小倉競馬が開催中でありますが、残念なことが起きました。

どうやら小倉競馬のスペシャリストであるエイシンデネブが抽選に外れたようです。私は彼女を見るのを楽しみにしていたんですが、残念です。

昨年の佐世保ステークスでみせた、ゴール前でいきなりテレビ画面に出てきたあの、閃光が忘れられません。マジで画面外からいきなり出てきた感じの差しでした。

といいながらもレースは開催されますので、今週も予想に邁進したいと思います。

では行ってみましょう!

 

WIN1 新潟10R(阿賀野川特別・2勝)

0823_2.新潟_10_レース傾向 0823_2.新潟_10_出馬表_

 

阿賀野川特別は、2勝クラス・芝2200mで行われる定量戦です。内回りを使用しますが、最初のコーナーまで636mと長いのが特徴です。追い込みは届きにくいですが、差しは届きます。

過去6年のレース傾向を見ると、勝ち馬6頭中4頭が4角5番手以内です。他2頭も7、9番手につけており、やはり後ろ過ぎると届かないようです。また道中も、中団から前目につけている馬が意外と多く、更に、6頭中5頭が上がり3F1位です。サンデー系が強そうなコースですね。

父系の血統は、サンデー系が4勝(ディープ2勝、ハーツクライ、ステイゴールド産駒)、キングカメハメハ産駒が1勝、ハービンジャー産駒が1勝しています。このレースで勝利はありませんが、シンボリクリスエス産駒等、ロベルト系も相性が良く、特にロベルト系の逃げ馬は要チェックです!

母父系は、サンデー系が2勝(フジキセキ、ダンスインザザーク産駒)、他、サクラバクシンオー、アカテナンゴ、Storm Cat系、Gone West系がそれぞれ1勝ずつしています。父系で相性の良かったロベルト系は、母父系ではイマイチです。

阿賀野川特別は、ノーザンファーム生産馬が絶好調で、4連勝中です。毛色は鹿毛が4勝、黒鹿毛、芦毛が1勝ずつとバラバラですが、想定オッズ1~3位のペレ、エンデュミオン、ダブルフラットの3頭が揃って黒鹿毛というのは面白いですね。あと、3歳牡馬が3連勝中ですが、今回の出走馬の中では、エンデュミオンのみが3歳牡馬です。

他、気になるデータとしては、過去6年の勝ち馬の中で、2200m以上の距離を走ったことがない馬は1頭もおらず、また、2200m以上の距離で勝利がある馬が6頭中5頭いました。

前走場所は、左回りの東京・中京組が5頭、残り1頭は京都でした。更に、6頭中4頭が昇級戦で勝っており、昇級初戦だからと言って、割引く必要は無さそうです。

以上の傾向をまとめると、「2000m~2400mぐらいの距離を走り慣れている馬」「東京、中京、新潟と左回りで好走歴のある馬」「上がり3Fの速い馬」を中心にチョイスしていくと良さそうです。

 

WIN2 札幌10R(大通公園特別・2勝)

0823_1.札幌_10_レース傾向 0823_1.札幌_10_出馬表_

 

大通公園特別は2勝クラス・ダート1700mの定量戦です。2014年~2016年の3年は、レース名「大通特別」が開催され、「大通公園特別」は2019年のみ開催され、、、う~ん、、、ここは、6年分のデータがまるっと揃っている「大倉山特別」で行きましょう!開催時期が微妙にズレているので、データの取り扱いにはご注意下さい。ただ、このダート1700mは、レースが多数組まれているので、2勝クラスの牝馬限定戦ですが、8月2日開催のポプラ特別なども参考になると思います。

では、コースの確認ですが、札幌ダート1700mは、コーナー4つで高低差がなく、最後の直線も短いので、先行馬が有利なコースです。後方勢は、マクリ気味に動ける脚が必要です。

過去6年のレース傾向を見ると、やはり逃げ・先行有利で、勝ち馬6頭中5頭が、4角2番手以内の位置につけていました。基本、前目の位置につけられる馬をチョイスしたいですね。

父系の血統は、サンデー系が2勝(ハーツクライ、ゼンノロブロイ)、ミスプロ系が2勝(サウスヴィグラス、Smart Strike)、タニノギムレット、クロフネ産駒が1勝ずつしています。コース相性が良いのはサンデー系で、ゴールドアリュール、カネヒキリ、ゼンノロブロイ、ハーツクライ辺りの勝率が高いです。他、キングカメハメハ、アグネスデジタルなどのミスプロ系や、ナスルーラ系だとBold Ruler系が好走しています。

母父系は、ノーザンダンサー系が3勝(Giant’s Causeway、Sadler’s Wells系)、タイキシャトル、キングマンボ産駒、サンデー系が1勝ずつしています。コース相性は、キングカメハメハ、キングマンボ産駒が抜群で、Red God系、Bold Ruler系などのナスルーラ系も好調です。

都市伝説的な毛色に関しては、なんと!栗毛の馬が4連勝中です。それ以前は、黒鹿毛、芦毛が1勝ずつしています。想定オッズ1・2位のシェダル、ロンドンデリーエアーは栗毛コンビですね!これは楽しみです。

前走着順に関しては、昇級戦での勝利は6頭中1頭でした。残り5頭の着順は3~14着で、大敗している馬もいますが、全頭、2勝クラスで3着以内の実績がありました。また、1勝クラスは、それぞれ札幌・福島・東京・中山で突破しています。

現在の想定オッズでは、シェダル、ロンドンデリーエアー、ブラックカードの三つ巴ですが、ロンドンデリーエアーとブラックカードは、1勝クラスを札幌で突破、シェダルは中山で突破しています。ロンドンデリーエアーとブラックカードは、中1週での出走、特にブラックカードは7月から既に3回も走っているのが気になりますね。

 

WIN3 小倉11R(北九州記念・G3・ハンデ)

0823_3.小倉_11_レース傾向 0823_3.小倉_11_出馬表_

 

「荒れる」北九州記念は、芝1200mのハンデ戦です。昨年は9番人気のダイメイプリンセスが勝利しましたが、あれがなければ昨年のWIN5は、、、。

気を取り直して、レース傾向ですが、小倉1200mは、最後の直線より前半の直線が長く、スタート後、下り坂になっているので、前傾ラップになりやすいです。下りと平坦な直線のみのコースなので、スピードの絶対値が重要ですが、過去6年、逃げ馬は勝利しておらず、最後まで持たない印象です。今年も逃げ・先行馬が揃いましたが、ラブカンプーやモズスーパーフレア辺りがガンガン飛ばしてハナの奪い合いをやるのか、はたまたスピードの絶対値なら負けないジョーカナチャンが大外から果敢にハナを奪いに来るのか、もう訳がわかりません。とにかく、前半の時計は速くなりそうです。

過去6年、後方から差し切ったのは1回のみですが、この時は、出走頭数が12頭と手頃だったので、届いた可能性があります。今年はフルの18頭立てなので、最後の直線の入り口でごちゃつきそうです。上がり3F3位以内も勝ち馬6頭中4頭いますので、道中、中団より前目の位置につけることができ、末脚の確実な馬が良さそうです。

父系の血統は、ノーザンダンサー系のキングヘイロー産駒が2勝、サクラバクシンオーなどナスルーラ系が2勝、サンデー系のディープインパクト産駒が1勝、マンノウォー系が1勝しています。ミスプロ系は1着はありませんが、2・3着は数回あります。

母父系は、トニービン、ボストンハーバーなどのナスルーラ系が2勝、ダンスインザザークなどのサンデー系が2勝、ロベルト系のグラスワンダー産駒が1勝、ミスプロ系が1勝しています。父系で相性の良かったノーザンダンサー系は、母父系だと3着止まりです。

またまた怪しい毛色に関しては、黒鹿毛が絶賛3連勝中です。他、鹿毛、栗毛、芦毛が1勝ずつしています。

斤量はハンデ戦ですが、55kgと53kgが2勝ずつ、56kg、54kgが1勝ずつしています。トップハンデの勝利は1回のみ、52kgは2着が2回あります。過去6年56.5kg以上は3着以内がありませんが、今回該当するのは、モズスーパーフレアとレッドアンシェルの2頭です。レッドアンシェルの57kgは背負い慣れているので大丈夫そうですが、モズは牝馬なのに56.5kgとは、ちょっと気の毒ですね。シルクロードS(G3)は、56kgで4着だったので、何とかしてくれると思いますが。

最後に、冒頭で「荒れる北九州記念」と話しましたが、過去6年、1番人気と10番人気以下の勝利はありません。また、過去6年4回、牝馬が勝利しています。5番人気以内に絞ると、勝利しているのはいずれも牝馬で、牡馬で勝利しているのは6番人気以下です。

また、3歳馬は2着1回、3着が1回ありますが、この2頭は、小倉で連対した実績がありました。今年はカリオストロとマイネルグリットの2頭が該当しますが、両頭とも、小倉で連対しているので、2、3着狙いで入れてみても面白いかもしれません。

今年も荒れるのか?それともたまには順当に来るのか?このレースは、是非、3連単を当てたいですね!

 

WIN4 新潟11R(NST賞・オープン・ハンデ)

0823_2.新潟_11_レース傾向 0823_2.新潟_11_出馬表_

 

NST賞は、OPクラス・ダート1200mで行われるハンデ戦です。余談ですが、「NST」とは、「新潟総合テレビ」のことで、「Niigata Sogo Television」の頭文字を取って、「NST」となっています。

それにしても、面白いメンバーが揃いましたね。想定オッズ1.9で1位を独走中のヒロシゲゴールド。「ヒロシゲゴールド」に「ヒロシさん」が乗るんですね^^ リステッドの京葉S1着、盛岡で行われたクラスターC(G3)2着の実力馬が、中1週でここに出てきましたか!更に、フィリーズレビュー1着のノーワンが、ダートに初挑戦!ユニコーンS2着の実力馬デュープロセスは、1200m初挑戦です!新しいフィールドに挑戦する面々の走りが楽しみですね。

さて、レース傾向ですが、新潟ダート1200mは芝スタートなので、外枠の馬の成績が良く、スタートからゴールまで、ほぼ平坦なので、逃げ・先行有利です。ただ、NST賞に関しては、1枠1番の馬も2勝しているので、注意が必要です。

また、過去6年、逃げ馬が3勝、先行馬が2勝しており、後方から上がり3F1位の末脚で突っ込んできた馬が連対したのは1回のみです。この馬は、斤量が51kgと軽かったので、届いたのかもしれません。やはり基本は逃げ・先行馬ですね。

父系の血統は、サンデー系が2勝(フジキセキ、キンシャサノキセキ)、ミスプロ系が2勝(エンドスウィープ系)、Deputy Minister系、メイショウボーラー産駒が1勝ずつしています。エンドスウィープ系、Deputy Minister系など、米ダート血統が好走していますが、先日のエルムSを勝利したタイムフライヤーなど、ハーツクライ産駒のダートでの好走も目立っていますね。短距離適性は不明ですが、、、。

母父系は、Red God系が2勝、ミスプロ系が2勝、Deputy Minister系、サンデー系が1勝ずつしています。

前走レースは、越後S組(新潟3勝クラス・1200m)が3勝しており、相性が良いです。ただ、越後Sはハンデ戦で、今回のNST賞もハンデ戦なので、前走のハンデと比較して検討する必要がありそうです。

 

WIN5 札幌11R(札幌記念・G2)

0823_1.札幌_11_レース傾向 0823_1.札幌_11_出馬表_

 

札幌記念は、芝2000mで行われる定量戦です。札幌芝2000mはポケットからのスタートで、コースを1周します。上がり3F3位以内の馬の成績が良く、逃げ切るパターンもあれば、後方からまくって勝利するパターンもあります。

過去6年のレース傾向を見ると、勝ち馬6頭中5頭が、4角6番手以内で、残り1頭は9番手です。道中の位置がどこであれ、4角までに半分より前の位置に上げておく必要がありそうです。

枠は1枠が絶賛3連勝中です。想定オッズ2位のノームコアが入りましたね!逆に8枠は2着が1回あるのみです。6番人気以下の馬が4~8枠に入った場合、1・2着無しと苦戦しています。ただ、今年は12頭立てと、例年以上に少数頭なので、そこまで気にしなくても良い気がします。余談ですが、馬番1~5番に入った馬は、全て父系ノーザンダンサー系です。ハービンジャー産駒が3頭、Sadler’s Wells系が2頭。見事に並びましたね^^ 何かJRAの意図があるのでしょうか?因みに、その5頭の中で、ノームコア以外の4頭は、母父系が全てサンデー系です。

父系の血統は、サンデー系が4勝しており、ディープ産駒が3勝、ネオユニヴァース産駒が1勝と圧倒的です。他、キングカメハメハ、ハービンジャー産駒が1勝ずつしています。父系がサンデー系の場合、6番人気以下の馬は馬券内になったことがないので、要注意です!人気薄を買うなら非サンデー系がお勧めです。

母父系は、ノーザンダンサー系が2勝(Deputy Minister系、Fairy King系)、ミスプロ系が2勝(キングカメハメハ、Seeking the Gold系)、サンデー系、セントサイモン系が1勝ずつしています。母父Deputy Minister系は、全て当日4番人気以内で、キングカメハメハ産駒は、父系でも母父系でも好走しています。

他、細かいデータになりますが、ノーザンファーム生産馬は、5番人気以内の馬が好走しています。また、6番人気以下の馬が3歳~5歳の場合、馬券内に来ていません。更に、6番人気以下の馬の騎手が乗り替わりの場合も馬券内に来ていないようです。

また、前走がオープンクラス・3勝クラスの馬も馬券内が無く、前走2600m以上のレースを走っている馬は連対していません。う~ん、ここまで絞って良いのでしょうか?枠の所でも述べましたが、今年は少数頭レースなので、この辺りのデータは柔軟に取り扱った方が良さそうです。

 

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