こんにちは、鹿児島弁で「がんばる・兄さん」ことハメッケ・アイアンです。
本記事では単勝型AIを使った競馬の楽しみ方について私なりの方法をご提案いたします。
ちょっと前振りが長くなりますが、しばらくお付き合いください。
競馬の楽しみ方は色々あると思います。
私が割と多いんじゃないかな?と思う楽しみ方は「特定のビッグレースで馬券を買う」ではないかと。
こういう買い方をする方は「以前は競馬を精力的に研究したけど、最近はそれほどでもないな~」というケースが多いのではないかと考えます。
私の推測で恐縮ですが、どちらかと言うと、資金の問題より、毎週予想する体力がなくなったことが原因ではないでしょうか。(競馬は考えるスポーツですから、考える範囲や量は相当なモノです)
以前、私はそのような買い方をしていました。
有馬記念、日本ダービー、ジャパンカップ、宝塚記念など。G1レースの中でも、特に名の通ったレースですね。
しかし、この買い方では、ほとんど当たらずじまいでした。
たまに当たることはありましたが、5頭ボックス買いなど「広く買う」方法の時だけでしたし、当たっても「トリガミ」が多かったです。
結局、「たまに買うだけだから当たらなくてもいいや」って感じで終わるので、次回の的中につながる気づきも無く、次回も外れる。
「たまに買う」という競馬ライフは、私にとっていいものではありませんでした。
しばらく前振りです:WIN5という馬券
そんな日々が続いていましたが、3年前に、WIN5という馬券があることを知り、衝撃を受けました。
5レースの単勝を連続で当てる馬券であると。
1着を予想する馬券としては「単勝馬券」がありますが、私にとっては魅力的な馬券に見えませんでした。
単勝って、一見すると当てるのが難しそうだし、当たっても配当少なさそうだし。
それが「5レースまとめて当てるとスゴイ配当が期待できる」ってどういうこと? と、驚いておりました。
でも確率を見てみると納得でした。
仮に5レース全てが14頭立てだとすれば、組み合わせは以下のようになります。
14×14×14×14×14=537,824通り
↑全頭買いしたら、最低でも5378万円以上必要ですね^^
仮にWIN5が6番人気以内で決着する場合なら、以下のように組み合わせは減ります。
6×6×6×6×6=7,776通り
対して馬連であれば、18頭立てだとしても153通りです。
WIN5恐るべしですね。
、、、、、でも、あれ? と思いません?
6番人気以内で成立するWIN5馬券で、仮にどこかを2頭に絞れたらどうなりますか?
6×2×6×6×2=864通り
さらに最後のレースを2頭ではなく、1頭にできれば、、、
6×2×6×6×1=432通りです。十分買える馬券になりますよ!
という短絡的ですが「スゴイ馬券の購入方法を発見したぞ!」と個人的に興奮して、その夜は寝付けなかったのはいい思い出です。
単勝馬券を予想する方法
そんなこんなで、単勝を当てるために、どのような方法をとれば良いか考えてみました。WIN5は5レースを予想する必要があります。そして毎週その予想を行う必要があります。
なかなか苦労が多いですね。予想する体力がないので、たまにビッグレースだけ買っていた私には根底から無理でした。
あと、人間の予想には「波」があります。
例えば、「その日は予想が絶好調だった」とか、「特定のレースだけ絶好調だった」などですね。
それで、私は思ったんですね。「ちょっとしんどいな」と。「当たる気がしないな」と。
人間が新聞の「馬柱」を見て、一から予想するのはしんどいですね。でも競馬で勝率を上げるなら、継続的に安定的に取りみたい。でも毎レース予想する体力はない、、、
私の理想は「ある程度、厳選された候補馬から選びたい」でした。それであれば、その日の自分の「波」の影響度を下げることができそうですし、大事な予想情報をうっかり見落とすことを避けられそうだと。
何よりラクそう(笑)
そこで、1着候補の馬を、機械的に選別するシステムを作ることに着手しました。
WIN5型AIの開発
AIの開発に着手したのが、2018年4月くらいでした。当初の予想精度はあまり良いものではありませんでしたが、なぜか穴がよく当たるAIでした。
しかし安定性に欠けるAIでありましたので、2018年のWIN5挑戦は2018年の暮れのホープフルステークス開催日の2万円の的中だけでした(大赤字ですね)。
そして2019年の夏ぐらいにプログラムを更新して、データ選別の方法を色々見直して、改善したものができました。それでも2019年のWIN5当選は1回だけ(4万円クラス)、、、
その開発は今も続けておりますが、その開発の中で、特殊なAIができてしまいました。
これが、本記事の提案に使いたいAIになります。
そろそろ本題:単勝型AI
今まで散々、話が長くなってしまいましたが、もう少しで本題に入りますので、もう少々、お付き合いください。
WIN5を予想するシステムを作っていた時に、偶然の産物でしょうが、「1着を当てる能力が非常に高い」AIが出てきたのです!5レース全てではなく、1~2レースぐらいの頻度に限定されますが。
ちょっとAI種類が2種類になってしまいましたのでご説明いたします。
①WIN5型AI
WIN5対象レースで1着になりそうな馬を6頭ずつ選別するシステムです。レース当日はこの6頭から選別します。結果、予想をある程度システム化できることを狙っております。
②単勝型AI
WIN5型AIの突然変異。単勝がよく当たるAIです。このAIのWIN5予想精度は、上記WIN5型AIの半分ぐらいです。
しかし、この単勝型AIが出すリストは特殊なんですよね。リストの先頭に載っている馬が、そのまま単勝として成立します。しかもその候補は1番人気も当てれば、8番人気も当てる。中穴も当てる。
つまり、単勝型AIの出す予想リストの先頭にいる馬を買えば、単勝が当たる確率がかなり高いということです。実際、このAIの運用を始めて4週ですが、4週とも回収率は100%を超えています。
ちなみに、2019年のレースに当てはめて検証したところ、通年で回収率は105%です。(もちろんこの場合のAIは2019年のデータは学習していない状態で検証しました)
本題:単勝型AIを使った競馬の楽しみ方の提案
皆様、ここまでお付き合い下さり、ありがとうございます。これから本題です。
本記事の冒頭で「私は以前はたまにビッグレースで馬券を買うけど成果はよくなかった」ということを申し上げました。
考えてみれば当たり前ですよね。
新しい産駒は毎年デビューするので血統傾向は毎年変わるし、JRAはレース条件をかなり変更してくる、おまけに騎手の調子も各年で変わる。
となると、たまに馬券を買うという楽しみ方は難しいですよね。
個人的な感想で言えば、手広く買うスタイルであれば当たるでしょうが、少ない馬券では難しいと思います。
しかし、私の馬券スタイルは「少ない馬券で当てる喜び」を追求するスタイルなので、たまに楽しむ競馬ライフとは矛盾してしまいます。
そこで、提案なのですが、たまに馬券を楽しみたいという方は、この単勝型AIが出すリストの先頭馬を機械的に買ってみてはいかがでしょうか。
「リストの馬を買うだけで、何の喜びがあるの?」といったご意見があるかと思いますが、私は競馬評論家・亀谷敬正氏の「馬券は買っただけで勝ち」という言葉が好きです。(私は氏の本で勉強したクチです)
私も単勝型AIが出してきたリストの先頭馬をそのまま買ってみましたが、やはり楽しいですよ。
競馬は馬券を買うだけで楽しいと思います。それが当たれば尚更です。
「リストの馬を買っただけだろ?それは自分の予想ではないから楽しくない」と考える必要はありません。そのリストを使うと貴方は決断したわけです。十分予想したことになりますよ。
最後に
最後に約束してほしいことを2点申し上げます。
① AIの予想リストから馬券を買うときは、100円×9レースで購入してほしいです。(9レース →3開催の時は9・10・11R×3で9レース。2開催の時は9・10・11R×2で6レース)
少額購入で楽しみましょう。大きな資金を失うことは楽しむとは違いますから。
② リストの先頭の馬を選んでほしいです。
このAIの使い方は、もう少しコツがありますが、現時点では、上記2点を守って頂けるだけでも効果が最大限出ると思います。
最後に、やはり競馬予想に絶対はありませんので、馬券購入の結果については、私は責任をとれないことをご了承ください。
この記事を参考に、より多くの方が少額で楽しく競馬ライフを過ごせることを願っております。
ではまた!
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