リーディング上位騎手の騎乗数ごとに、メイン級レースの成績を分析する

こんにちは、鹿児島弁で「がんばる・兄さん」ことハメッケ・アイアンです。

当ブログをご覧になっていただいている貴方は、WIN5中心に予想されていると思います。その貴方なら共感いただけると思うことは、いかに1番人気を処理するか? ですよね。

5レースもあれば、中には危険な1番人気が入っているでしょうし、ハンデ戦も難しい。

しかし、1番人気を的確に分析できれば、1頭立てを作ることができます。この1頭立てレースの特定ができれば「WIN5的中への確率がUPする!」と私は信じております。

というようなことを考えて、これまで1番人気のデータを分析しておりまして、いくつか分かってきましたが、「データを片側からだけでしか見ていない」という気がしておりました。

そこで、「もう片側から見てみたい」と考えて、別な視点から分析してみました。それは、、、

 

「リーディング上位騎手の騎乗数ごとに、メイン級レースの成績を分析する」です。

1番人気で連続騎乗するなら、騎乗回数が多い時はどうなるのだろうか?という疑問ですね。

 

 

1.いきなり結果

リーディングTOP20の騎手を対象にして分析しました。

・騎乗回数:リーディング上位騎手は、1日7回前後の騎乗回数がもっとも多い(騎手または馬主は、これ以上の騎乗または依頼を通常は避けたいと考えている。おそらく体力低下を避けるためと考えられる)

・成績:7回前後、騎乗した当日の10Rと11Rで連対率が最も良い。(但し、11Rの成績は10Rに比べて連対率が5%近く落ちる)

・補足:騎乗回数が増えるにつれて、連対率が向上する。

 

 

2.見解

過去の記事で、1番人気に「連続騎乗」した場合、「単発騎乗」に比べて成績が劣ると書きました。「連続騎乗は騎手の体力低下を引き起こし、結果として成績が悪くなる」という結論付けをしました。

WIN5に関連した競馬データ分析 1番人気馬に連続で乗る騎手は信頼できるのか?

今回のデータには「騎乗数が7回前後のケースが最も多い。かつ同ケースでの連対率が良い」が出ているので、前回の結論「1番人気に連続騎乗すると成績が低下する」に矛盾しているよう見えますが、以下のように仮定すれば矛盾しません。

 

騎手は1日あたりの騎乗数が7回前後になるように調整している。おそらく極端な騎乗回数は体力低下を引き起こすので避けているのだろう。ということは、体力低下は成績へ影響を及ぼすと騎手は考えている。ということは、10回以上騎乗することは成績に悪影響を与えると考えてよい。

 

そして、1番人気での連続騎乗は、単純な騎乗数より騎手への負担が大きいため体力が低下する。だから成績が落ちる。と当ブログでは結論付けます。矛盾はないと考えます。

 

よって、以下のように総括しました。

●買い材料:騎手が7~8回目の騎乗で臨むメイン級レース(10、11R)は買いである。さらに言うと、単発で1番人気に乗る騎手が有力候補。例外は、連続騎乗であっても1点台オッズであればOK。

●消し材料:本記事では消し材料を見つけることはできませんでした。強いて言えば、前回記事の「1番人気連続騎乗」は割引です。

 

 

3.データ分析の詳細

では上記結論に至ったデータ分析を始めます。

1.データ構成

①対象騎手:2020年のリーディングTOP20位以内の騎手

③対象成績:2019~2012年

③集計方法:上記期間の10Rと11Rの連対回数と、それ以外の着回数を集計。

その集計値からTOP20位以内の騎手に紐付いたものを抽出。

騎手は各年の年齢に応じて、35歳以下、36歳以上に分ける。

該当回数の少ない騎手データは除外する(例:岩田望来、来日初期のルメ・デム)

 

 

2.10R・35歳以下

赤系統は連対成績です。黄系統は3着以下の成績です。

Y軸(左側)→ 連対した回数(赤系)、3着以下の回数(黄系)

Y軸(右側)→ 連対した回数折れ線グラフ(赤系)、3着以下の回数折れ線グラフ(黄系)

X軸は騎手ごとの騎乗回数です。

 

どの騎手も7回前後の騎乗が多いです。

全体的な連対率は20%です。川田騎手は騎乗数6、7回では連対率40%近くあるので、突出しています。

【注意】連対率0%または50%がありますが、これは騎乗回数が1回または10回といった「外れ値」なので無視します。

 

 

3.10R・36歳以上

全体的には騎乗回数が増えるにつれて連対率が上昇してきます。特にルメ・デムが突出しています。

【注意】池添騎手は35歳以下でも集計範囲に入っているので、若干データが不足しています。

 

 

4.11R・35歳以下

10Rでは騎乗回数が増えるにつれて、連対率が大きく上昇していましたが、11Rでの上昇度合いは少ないです。これは11Rでは、騎手が疲労しているからなのか、馬の良し悪しが大きく影響しているかは本データではわかりません)。

 

 

5.11R・36歳以上

全体的には騎乗回数が増えるにつれて、連対率が上昇していることは同じです。相変わらずルメ・デムが突出しています。

全般的に10Rより連対率が低下していますが、福永騎手に変化が無いのは注目です。

福永騎手は、「1番人気に連続騎乗しても成績が落ちない」数少ない騎手なので、ルメ・デムに匹敵する体力があると考えられます。

 

 

4.今後の方針

1番人気の馬に連続騎乗すると、成績は落ちます。なので「騎乗数が増えることで成績の低下があるのではないか?」という疑問の下に今回のデータ分析を行いましたが、悪影響はないことがわかりました。

却って、騎乗が増えると成績が向上してました(^^♪

 

しかし、本データで分析した結果、騎手は騎乗を7回前後に抑えている傾向は明確に出ています。これは騎乗数が疲れに影響することは、騎手自身が知っているということではないでしょうか。

「1番人気馬の連続騎乗は成績が低下する」というデータから逆説的に言えることは、1番人気馬の連続騎乗は、疲労が大きいということですね。

 

ということで、今後のAI開発において、1番人気馬での連続騎乗を判別するパラメータを付加してみる予定です。

今回は馬券の買い目に直接影響する結果ではありませんが、AI開発の重要なデータが取得できたと考えております。

 

このパラメータを実装することで、精度が向上するかもしれません。

かなりワクワクしてきます。

 

楽しみにしてください。

それではまた!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です